セーフコミュニティかごしま 1月
2024/01/17
~冬に流行する子どもの感染症に注意しましょう~
冬になると感染症が流行しやすく、幼稚園や保育園、小学校などで感染症が流行することも多く、感染のリスクが高まります。
また、1つの感染症が治ってもほかの感染症に立て続けに感染することもあります。
冬に感染症が流行しやすくなる理由は、気温と湿度の低下によりウイルスの活動が活発化するためです。ウイルスは気温(15℃以下)で低湿度(40%以下)の環境を好みます。また、気温の変化に子どもの体がついていけなくなることも、感染しやすくなる理由の一つです。寒さと空気の乾燥により免疫力が低下し、ウイルスが侵入しやすくなります。
●冬に流行する主な子どもの感染症
①インフルエンザ ②RSウイルス感染症 ③感染性胃腸炎(ウイルス性胃腸炎)
④乳幼児嘔吐下痢症 ⑤溶連菌感染症 ⑥マイコプラズマ感染症 ⑦水痘(水ぼうそう)
⑧流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
飛沫感染や接触感染で広がるため、手洗いうがいや咳エチケットは感染予防が期待できます。また、ワクチン接種は重症化の抑制につながります。子どもの健康を守るためにも、冬は体調管理や予防が大切です。
子どもの体調不良時に慌てずに対処できるように、潜伏期間や主な症状について理解を深めておきましょう。
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